ふじみ野市上福岡でマタニティ歯科が受けられる歯医者

成城歯科医院

0492787788

[受付時間]9:30~19:30 (土曜~18:00)
[休診日]日/祝日

成城歯科医院

マタニティ歯科

※妊娠中・妊娠の可能性のある患者さんは受診時に必ず御申し出ください。患者さんがご希望される場合や特に必要がある場合には、かかりつけの産婦人科のお医者さんに病名や予定処置内容、使用予定の薬に関してお手紙を書いて確認してから治療するようにしております。

もうすぐママになる方へ

お口の中の変化

よく「一子産むと一歯失う」と言われますが、赤ちゃんにお母さんの歯のカルシウムを取られるためではありません。それではその理由は?

  • 妊娠のために唾液の性状が変化して、口の中が粘っこくなり、歯垢がつきやすくなり、また唾液が酸性に傾き、虫歯になりやすい。
  • つわりや体調の変化で歯磨きが怠り気味あるいはしにくくなる。
  • 食事回数の増加や時間が不規則になり、お口の中が汚れやすくなる。

ということからです。

※虫歯になりやすさを調べるための予防検査もお勧めします。予防歯科のページを参考にしてください。

妊娠・出産・育児の時期を境に歯周病の危険が……

お口の中の生活習慣病といわれる歯周病は、歯を支える歯ぐきや顎の骨の病気で、お口の中の歯周病細菌により引き起こされます。その歯周病原細菌の中には女性ホルモンを利用して増殖する(P. intermedium )がいて、妊娠中は歯肉の炎症や腫れ、出血、痛み、違和感をきたしやすいのです。さらに出産後に育児で忙しく、生活が不規則になりお口の中のケアがなされないでいると歯周病が進行してしまいます。

ほとんどの場合、歯磨きや歯石のクリーニングでお口の中を清潔にすることで、妊娠中のお口の中のトラブルを防ぐことができます。妊娠中のお口の中のケアが虫歯と歯周病の予防のために大切です。

乳歯はママのお腹の中で作られている!

赤ちゃんの乳歯の歯胚(歯の種)は妊娠7週目位からできるといわれています。したがって強くて丈夫な歯は、ママのとるバランスの良い食事が頼りです。そしてお子さんの虫歯予防は、マイナス1歳(妊娠中)から始めることが虫歯の原因細菌が母子感染に由来することからしてもとても理想的であり、効果的であるといえます。

ママとお子さんの健康で清潔な素晴らしい笑顔のために、定期健診を続けましょう。

妊娠性エプーリス(歯肉炎)

歯肉炎とは、歯周病菌によって歯を支える歯肉が腫れたり、出血をおこすことです。健康な歯ぐきは、歯の生え際が三角形に引き締まっていて、スティップリングというミカンの皮にあるようなプチプチが見られます。

スティップリングが消え、歯ぐきが腫れて三角の角が丸くなったり、ブヨブヨしたり、出血したりという症状が見られたら、一度受診ください。放っておくと悪化して歯周病になるので、注意が必要です。

Q&A

Q. 妊娠中でも歯科治療を受けても大丈夫?

A. 妊娠中の歯科治療は、原則的には治療を行ってはいけない時期というのはありません。ただし、妊娠初期にはつわりがひどかったり、流産の危険もあるので応急的な処置でとどめるのが一般的です。また、妊娠後期では仰向けで治療を受けるのが大変です。したがって、妊娠5~7か月の安定期が最も治療を受けるには適しています。この時期であれば虫歯などの一般的な歯科治療は何ら心配なく受けていただけます。妊娠中は歯肉炎、歯周炎のリスクが高くなりがちなのです。妊娠中にも歯科検診をお受けになることをお勧めします。

Q. 妊娠中の歯科治療でエックス線写真を撮っても大丈夫?

A. 妊娠初期は赤ちゃんのエックス線に対する感受性が高いので注意が必要ですが、歯科で用いるエックス線撮影では、赤ちゃんに直接エックス線が当たることはないので危険度は相当低いです。当院では必ず防護用の鉛のエプロンを着用していただいて撮影を行うので問題はありません。また、当院では最新のデジタルレントゲンを採用しており、従来の1/4~1/10の放射線量での撮影を行っております。

Q. 妊娠中の歯科治療で麻酔の注射を受けても赤ちゃんに影響はありませんか?

A. 妊娠中に限らず、薬品の使用は控えめにしたいところですが、虫歯の治療で痛みを我慢して治療を受ける方がかえって母子ともにストレスになることもあるので、必要に応じて麻酔を行なうこともあります。ただし、歯科麻酔は局所麻酔であり、麻酔薬の使用量も非常に少量で済むので、順調な妊娠中であればお腹の赤ちゃんにまで影響を及ぼすことはまずありません。

Q. 妊娠中はあまり薬を飲まない方が良いといわれますが……?

A. 妊娠中に限らず、薬を飲まないで済むに越したことはないのですが、病気によって妊娠中のママや赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があるなら、薬を飲んで積極的に治療していく必要があります。当院では歯科治療で使用する抗生物質や鎮痛薬のほとんどは妊娠中でも比較的安全に使用できる薬を選択しております。またその中でも安全な薬をなるべく少量で効率よく使用して治療することを考えております。

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